ねんど人形ワークショップのご案内/渡邊和己写真事務所



「ねんど人形写真」というオリジナル表現作品(※)で地域興しに取り組んでいます、渡邊和己写真事務所では、地域伝承の昔ばなしや動物キャラクターなどを主に題材にしたミニねんど人形作りのワークショップを開催しています。



●ワークショップ教材向けキャラクター小物ねんど人形の特徴

1)初めての方でも 40 分〜90 分程度で完成出来ます
2)ワークショップ時間内にある程度乾燥して固まり、お持ち帰りが出来ます

〜を目安に、ぎりぎりまで簡略化したオリジナルデザイン造型をしています。

お子様が簡単に作れる様にと、シンプルな形を組み合わせた教材用小物ねんど人形は、お陰様で可愛いとご好評を頂いています。子供達への地域物語の伝承を目標に始めたワークショップでしたが、実際 の現場では子供達よりもむしろ女性のお客様が大半で、キャラクター小物ねんど作りを楽しんで下さっています。





●ワークショップ向けねんど材料

手芸小物用素材として人気の「樹脂粘土(※)」を使用します。出来上がりは奇麗で丈夫なプラスチック状となり、完全乾燥(自然乾燥で1週間〜10日程度)後には部品等をつけて根付けなどのアクセサリとしても楽しめます。小物ねんど人形の大きさは、手芸用素材である樹脂粘土の特性から、5〜8センチ程度が向いてます。

(※)2014 年秋口より 100 円均一ショップで樹脂粘土が発売となり、粘土素材の入手が容易です。






●ワークショップ向けミニねんど人形サンプル


●基本の形「立ちポーズ」

渡邊和己のねんど人形の特徴、オリジナルの「立ちポーズ」 のご紹介です。
胴体から足までをシンプルな1パーツでデザインしていま す。パーツを簡略化する事で作業工程が必要最小限となりま す。

初めは少し難しいかも知れませんが、この立ちポーズに慣れ ると、様々な昔ばなしのキャラクターや動物、妖怪などを立ちポーズで自由に作って楽しめます。

写真のミニ人形サンプルは、左上より易しい作り方のものから並べています。同じおサルやカッパ、ネコ人形でも、ポーズがついたり形を複雑にしたり、パーツが増えていくにつれ、 徐々に難度が上がっていきますよ。

まずはシンプルなものからチャレンジしてみて下さいね。 後半では、立ちポーズ以外のものも紹介します。



■ワークショップ向けミニねんど人形サンプル 1/ 基本の形「立ちポーズ」

●※ 難しさレベル 初心者向け〜

●おサル

私の故郷大分県でのねんどワークショップの際にデザインしました、大分を代表する動物といえば、高崎山のおサル。シャーロットちゃん命名で、話題になりましたね。

■おサル 難しさレベル1

アタマにカオを乗せるところだけ注意すれば、後はとても簡単に作れます。胴体から足までを1パーツで(お尻と尻尾は別)、立ちポーズを作ります。他の人形の基本も同じです。
おサル 後姿。

おサルはお尻が命。ちゃんとお尻も赤いです。

●いなばのしろうさぎ

出雲神話「因幡の素兎」より。サメを騙して海を渡ろうとしたしろうさぎは、調子に乗って痛い目にあいました。

■いなばのしろうさぎ 難しさレベル2

ねんどのへらを使って、表情の作り方を学びます。
いなばのしろうさぎ 後姿。

サメにかじられた背中に、バンソウコウを貼っています。薄く延ばしたねんどをカットしてくっつけます。ここだけ少し難しいかも。慎重に、奇麗に貼って下さいね。

●かちかち山うさぎ

山梨県の昔ばなし「かちかち山」より。たぬきの背中に火をつける、結構怖いウサギさん。

■かちかち山うさぎ 難しさレベル2

赤と黄のねんどをくるりと混ぜて、炎を作ります。
●からかさお化け

日本の古典的な妖怪。落ち着いて作れば、そう難しくありません。

■からかさおばけ 難しさレベル1

●カッパとっくり Aタイプ

神奈川県茅ケ崎市の昔ばなし「河童徳利」より。

茅ヶ崎の商店街には何と「本物の河童徳利」が保存されていて(!?)、「河童徳利の歌」まで作られ、親しまれています。

■カッパとっくり A 難しさレベル1.5

模様のついたとっくり以外は、難しさレベル1ですよ。
カッパとっくり Aタイプ 後姿


甲羅をランドセルみたいに小さく、可愛くデザインしました。

●カッパとっくり Bタイプ

神奈川県茅ケ崎市の昔ばなし「河童徳利」より。

■カッパとっくり Bタイプ 難しさレベル2

作り方は「カッパとっくり Aタイプ」と同じですが、アタマの形をシンプルな「A」の楕円形から、少しだけ表情のある形にしてみると難しさが増してくる例です。どちらを作るかは、お好み次第。
カッパとっくり Bタイプ 後姿

●さるかに合戦 おサル

先頭でご紹介のシンプルな「おサル」の手に柿を持たせると、ちょっとだけ難しくなってきますよ。ねんどに慣れたらチャレンジしてみましょう。

■さるかに合せん おサル 難しさレベル2
さるかに合戦 おサル 後姿

●ネコ 2色カラー

■ネコ 2色カラー 難しさレベル2

全身シロ、またはクロのシンプルなネコでしたら、難しさレベル1の簡単さですが、こうして色を混ぜてみると・・。

慣れたらこの様に、色の混ぜ合わせも試してみましょう。上達したら三毛猫だって作れます。
●ぶんごの赤ねこちゃん

私の故郷大分県に伝わる言葉「うすきの赤ねこ」を題材にデザインしました、オリジナルキャラクターです。

■ぶんごの赤ねこちゃん 難しさレベル2

「ネコ2色カラー」と、作り方は同じです。

●踊場のネコ

神奈川横浜市の昔ばなし「猫の踊場」より。

戸塚からひとつ目の駅「踊場」。の地名は、夜中にご近所の猫が集まって踊っていたという伝承から名付けられたものです。踊場駅にはネコ目の壁画や、ネコのレリーフがあり、また駅舎屋根もなんとネコ耳の形をしています。地域伝承の物語って楽しいですね。

■踊場の猫 難しさレベル3

手拭いに使うねんどを薄く延ばしてカットするのに、ねんどへの慣れが必要ですね。6人程度のグループに分けて、年長の代表者さんを選んで、まとめてカットして頂く場合もあります。
踊場のネコ 後姿

●クマ Aタイプ

金太郎などの昔ばなしでお馴染みの、ツキノワグマ。

■クマAタイプ 難しさレベル4

手足のツメを入れるところだけ上手に出来たら、後は簡単なレベル1クラスですよ。

充分に自信がついたら、下にあるレベル6の「クマ Bタイプ」にもチャレンジしてね。








■ワークショップ向けミニねんど人形サンプル 2

●様々なポーズ 形が複雑なもの パーツが多いもの ※難しさレベル 初級〜中級者向け

ねんどミニ人形「立ちポーズ」以外にも、様々な形のバリエーションがあります。

左上の「セイウチ」は、私の故郷大分県でのワークショップの際、地元ではお馴染みのマリーンパレス水族館のセイウチをねんど人形にデザインしました。子供さんには難しいかなと懸念していましたが、なんと小学1年生の女の子が完璧に作れて喜んでくれました(※小学2年生より年少組は、ご父兄様の付添いをお願いしています)。

次第に形も複雑でパーツも多くなり、難しさレベル5あたりからは中級者向けとなってきます。

■ワークショップ向けミニねんど人形サンプル 2 / 様々なポーズ 形が複雑なもの パーツが多いもの

●セイウチ

2016大分別府での夏休みワークショップ用にデザインしました。マリーンパレス水族館うみたまごで人気のセイウチくん。腹筋運動やスイカ割りの芸を披露する頭の良さが魅力ですね。

■セイウチ 難しさレベル3

お座りポーズです。ねんどに慣れればそう難しくはありませんが、形をよく考えて捉えて、メタボなお腹(笑)にチャレンジしてみましょう。
●鬼っ子

2016大分別府での夏休みワークショップ用にデザインしました。別府地獄温泉といえば、鬼。今回の鬼っ子はまだ子供なので、牙が生え変わっていなくて1本です。

■鬼っ子 難しさレベル4
動物達に比べてパーツが多いので、かなり難しいかも。立ちポーズは上半身、鬼のパンツ、下半身(脚)で3パーツあるので、ゆっくりと慎重に作りましょう。良かったら、先に動物達を作って、リピート参加してみて下さいね。

●いなばのサメ

出雲神話「因幡の素兎」より。ウサギに騙されてぷんぷんと怒っています。ウサギと一緒に並べて下さいね。

■いなばのサメ 難しさレベル3

青パーツと白パーツをくっつけてのバランスが大事。海面のマーブル模様は簡単ですよ。
●大友たれ耳お守り犬

大分県大友宗麟遺跡から出土の「たれ耳のお守り犬」にヒントを得て、デザインしました。

■大友たれ耳お守り犬 難しさレベル5

作り方自体はネコと同じなので一見シンプルなのですが、シンプルなだけに、しっかりと犬のアタマの形を意識して作らないとネコに見えてしまいます。ネコと比べて口元を長めに、前に延ばしてあげるのがポイント。

●クマ Bタイプ

「金太郎」などでお馴染みのクマ。Bタイプ。

■クマ Bタイプ 難しさレベル6

「たれ耳お守り犬」と同様、意識してアタマの形を作らないと、ネコアタマになってしまいます。難しそうな時は、口のパーツを別々に分けた初級者向けのレベル4「クマ Aタイプ」から始めましょう。

いくつか作って経験を積んだ方なら大丈夫。きっと上手に作れます。
●犬のポチ

犬のお座りポーズ。昔ばなし「花咲か爺さん」用にデザインしました。アタマの作り方は「大友たれ耳お守り犬」と同じです。

■犬のポチ 難しさレベル6

ここまで出来る様になったら、立派に初心者卒業です。頑張って〜。





■だんだんと中〜上級者向けねんど造型になってきましたよ。2時間では時間が足りなさそう? 頑張って〜。

●ヤタガラス

日本神話に登場の、神々を導く3本足のカラス。サッカー日本代表のシンボルマークにもなっています。

■ヤタガラス 難しさレベル7

身体のバランスをとるのと、細かい足のパーツがちょっとだけ難しいかも。
●ヤマタノコロチ 酔っぱらいバージョン

2012古事記編纂1300年「神話博しまね」常設ワークショップ用にデザインしました、公式マスコットキャラクター。会期中に皆さんが作ってくれたコロチは、目標1300匹を大きく超える1483匹となりました。

■ヤマタノコロチ酔っぱらいバージョン 難しさレベル5

パーツが多いので少し大変ですが、実はそれほど難しくないのです。

●さるかに合戦 臼

■さるかに合せん 臼 難しさレベル6

パーツのひとつひとつを丁寧に作れば、ちゃんと奇麗に仕上がりますよ。
●さるかに合戦 カニ

■さるかに合戦 カニ 難しさレベル7

他の人形に比べて慣れない形なので戸惑いますが、たくさん作ってねんどに慣れた人なら大丈夫。

●かちかち山 たぬき

■かちかち山 たぬき 難しさレベル7

クマBタイプや犬のポチでアタマの形の作り方を覚え、目の回りの色の入れ方を学べば大丈夫。
●かちかち山 たぬき 後姿

●ぶんぶくちゃがま たぬき Bタイプ

群馬県の昔ばなし「ぶんぶくちゃがま」より。

■ぶんぶくちゃがま たぬき 難しさレベル8

一見シンプルな中、茶釜と背中のあわせ具合が微妙に手こずります。ワークショップでは、割り切ってAタイプにしておいた方が無難ですね(笑)。※Aタイプ見本は製作中です。
●ぶんぶくちゃがま たぬき Bタイプ




●本格的なねんど人形 ※難易度 難し目

■最下段のこちらは、2016夏より開催予定のカルチャースクールにての講座向け作例サンプルの一部です。

隔週全6回に分けての、3ヶ月の長期講座となります。「日本の昔ばなし」をメインテーマに、ねんどで物語の場面を作り上げる予定となっています。6回の長丁場を活かして物語中のいくつかのキャラクターを作り、徐々に実力のレベルアップを図ります。現在新サンプルを製作中。

●因幡の素兎

因幡の素兎 難しさレベル10
●花咲か爺さん

■花咲か爺さん 難しさレベル10

ここまで作れたら、ねんど人形マスターも近いです。




■これまでのねんど人形ワークショップの実績

2012年 島根県 古事記編纂 1300 年「神話博しまね」

公式マスコットキャラクター「ヤマタノコロチ(オリジナルデザイン)」常設ワークショップ監修

「因幡の素兎~ウサギとサメ」プレミアムワークショップ

※神話博期間中「ヤマタノコロチ 1300 匹増殖計画」達成(総計 1483 匹)

神話博しまねレポートと「ヤマタノコロチ」常設ワークショップの模様
2013年 東京 にほんばし島根館「ヤマタノコロチ」


神奈川 京急百貨店・ウイング上大岡 伊勢・出雲フェア「ヤマタノコロチ」

神奈川 横浜市戸塚区 「踊場の妖怪ネコマタ」
2014年 神奈川 東京工芸大学1、2学年臨時講師として自由課題ねんど制作及び、ねんど作品写真撮影講座(後期)
2015年 神奈川 東京工芸大学1、2学年臨時講師として自由課題ねんど制作及び、ねんど作品写真撮影講座(前期)

大分 別府鉄輪温泉夏休み教室「おサル」「ワニ」「セイウチ」「鬼っ子」

2016年 神奈川 東京工芸大学1学年臨時講師として自由課題ねんど制作及び、ねんど作品写真撮影講座(2015度後期分)












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