ねんど人形とは/渡邊和己写真事務所



地 域伝承の民話や神話物語を主なテーマに、カメラマン渡邊和己がねんど人形をデザイン&制作します。広告写真撮影の仕事で得た経験を元に、ねんど人形は写真 や映像に最も映える様にと、色づかいやデザインに配慮しています。ふる里の物語の実際の伝承地でロケ撮影したオリジナルの写真作品「ねんど人形写真」 は、地域興しのイベントや広報活動にお役立て頂いています。

タイトルバナー写真 左/豊後領主・大友宗麟
右/スサノオノミコト



手芸用に人気の樹脂粘土を使用したねんど人形は、表面の滑らかさと素朴な素材感が魅力です。乾くととても丈夫で壊れにくいため、肩などの関節部分に芯を入れて簡単なポーズをとらせる事が出来ます。




「ねんど人形写真」の浸透により、ねんどそのものの制作方ワークショップのリクエストも頂戴する様になりました。初めての方でも易しくねんど人形制作を楽しめる様にと、シンプルにデザインアレンジした「ミニねんど人形」つくりのワークショップを開催しています。





■各種ねんどの素材解説です。以下は新しく小さな発見があるたびに更新の、ねんど人形ブログよりの転載です。少し長くて専門的な内容ですが、ねんど造型に興味がお有りの方はどうぞ、ご覧下さい。


●ねんどの素材解説(7)樹脂粘土を使って出来る事/2016.02.06 更新


乾くと丈夫なプラスチック状になる樹脂粘土のお陰で、ねんど人形に様々なポーズをつけられる様になりましたが、それだけではありません。

ねんど人形を作る際には、まずアタマ(髪型)から始めて、そのアタマのベースに顔を入れていきます。顔が先だと、アタマの形を狙い通りの造型に出来なかったので、2011年の終わりに考えついた独自の制作方法です。

その顔を入れ替えて、人形の表情を変えられる様にもなりました。これは楽しい。ねんど人形の可能性が、大きく広がりました。さて、そう遠くない将来、もしかして人形が動き出すところが見られるかも知れませんね。乞うご期待です。



●ねんどの素材解説(6)色の管理/2016.02.03 更新

モデルマジック
モデナカラー
グレイスカラー


ねんどの素材解説(6)。色の管理です。

解説(5)で使用の、「さるかに合戦 臼」の腕の色は、モノクロ調のトーンにしたいが全くのグレーだと物足りない〜時に作り出した、お気に入りの色です。クマやカラス(ヤタガラス)にも使える、くすんだラベンダーぽい色。

以前の愛用ねんど「モデルマジック」には、印刷インクに使われる色の三原色CMY(シアン、マゼンタ、イエロー)に相当すると思われるカラーねんどがあっ たので、それらを掛け合わせて色を調合し、お気に入りの色が作れたらデータを記録していました。当てずっぽうだと同じ色味がもう一度出せませんからね。

ねんどの種類を樹脂粘土に置き換えるにあたって、さあ困った、せっかくの色データを最初から作り直しです。樹脂粘土にはアクリル絵の具を混ぜて色を作るの が通常らしいですが、ワークショップで子供ちゃんらにねんど遊びをしてもらう事を考えると、それをしたくありません。出来ればねんどの色だけで済ませたい ところです。

グレイスカラーの新色にあった「ラベンダー」を試したいと思っても、去年の秋口から探しているのにお目にかかりません(ネット通販にも)。

メーカー各社の色チューニングは独自に違うので、あれこれ試行錯誤するうちに「モデナカラー」の青赤黄色が、何となくCMYに近いと思えます。さっそくク マなどでテストするとほぼモデルマジック時代の色が出せました。良かった。かれこれ1年も、色の調合はずっと懸案でしたが、これで過去データがある程度応 用出来ます。

と思ったら、クマや臼が出来上がった後に、なんと3年程前に購入してしまい込んでいたパジコのカラースケールに、モデナカラーのチャートが付いているのが今更分かりました。カラーを作る、強い味方です。もっと早く気づけよと(笑)。

また、昨日買い物に出たら、グレイスカラーのラベンダー色にも半年ぶりでやっと巡り会いました。今度、こちらも試してみましょう。この色んなタイミングは、各社樹脂粘土でのカラー調合の案配に、自分の力で気づく時期だったのかも知れませんね。



●ねんどの素材解説(5)/2016.01.28 更新

木紛粘土
ニューパンド


ウッス!! オラ、臼!

ねんどの素材解説、新たに(5)。解説(4)で少し触れました「ニューパンド」と、新しく「木紛粘土」です。

「木紛粘土」

愛用ねんど「モデルマジック」に変わるねんど素材を探していて、前回までの解説一区切り(1)〜(4)の各種樹脂粘土で、自分の作風に最も合った性能のね んどを見つけました。以前に作った作品を徐々に樹脂粘土に置き換えて制作しています。今回「さるかに合戦」の「臼」を作る際、樹脂粘土のプラスチック感が 目立ち、モデルマジックにあった素朴な風味が得られません。

そこで、元々が木製の臼を作るのなら、本物の木を混ぜたらどうかと100均ショップダイソーの「木紛ねんど」を樹脂粘土に混ぜたところ、期待以上の効果が得られました。形の作り方によっては、木彫り人形のようにも見せられるかも。楽しそう。

様々な場面での応用も出来そうです。樹脂粘土よりも量がたっぷりなので、地面のベースにも使用してみました。あまり広い背景の場合、混ぜる樹脂粘土が勿体 ないですから、混ぜるための素材も探してみましょうか。混ぜなくても良い位に、単体でも使い勝手の良い粘土ではありますが、作風的に「白色」で薄めたいと ころです。

木紛粘土はこの臼の色のダイソー「木紛ねんど」と、セリアの「木かるねんど」があり、セリアの方は木の皮の色に近い茶色(※)ですから、そこは使い分けが出来そうです。


「ニューパンド」

樹脂粘土の「粘り」と「戻り」を利用して、奇麗で滑らかな形をいつもは作っています。角のある、エッジの効いた形を作るには「戻り」が強いと不都合な場合があります。今回の「臼」ですと、角の渕の形はシャープに整えたいところです。

(4)で神話人形の「帯」や「剣」に使用しました「ニューパンド」を、今回の臼のベース素材にしています。和菓子の練りきりや、お正月のきんとんの様な感 触で、必要な「粘り」はあっても、強い「戻り」はほぼない感じ。非常に使い易いです。これに「木紛ねんど」を混ぜて「臼」の完成。

またもうひとつ、「カニ」にもニューパンドを使用しました。カニの足先の細かい部分は、さすがにニューパンドであってもまるっこい仕上がりとなりましたが、これまでの樹脂粘土の「戻り」の強さだとさらに、かなり難かったでしょう。

ねんどの解説。自分なりの技術革新がたまにありましたら、またお知らせします。



●ねんどの素材解説(4)/2015.12.08 更新

ダイソー樹脂粘土
モデナソフト
ニューパンド


●ねんど素材解説の(4)最終回です。ダイソー樹脂粘土にモデナソフトを混ぜて、どうやら自分の作風に最も適した性能のねんどが出来ました。

写真の「風神タケミナカタ」の髪の毛の流れの細かい線は、これまでのねんどでは出来ていなかった表現です。前回写真の「雷神タケミカヅチ」の口回りの表情 もそうですが、この辺はモデナソフトの性能が活かせていますね。ここまで出来たのが自分でも驚きで、とても嬉しいです。丈夫な樹脂粘土なので、腕のポーズ も変えられます。

1)ダイソー樹脂粘土のみ
2)ダイソー樹脂粘土をベースに、場合によりモデナをプラス
3)ダイソー樹脂粘土をベースに、大きめの作品を作る際にはモデナソフトをプラス

この組合せで大抵の作品は作れそうですが、もうひとつ、タケミナカタとタケミカヅチの帯と、タケミカヅチの剣の部分には「ニューパンド」というまた別のねんどを使っています。


帯や剣は、粘土を薄く延ばしてカットして作ると奇麗です。「粘り」「戻り」を重視した上記3ねんどの場合、この作業は難しいです。ニューパンドが最も「延ばし」と「カット」に適していました。

ダイソー樹脂粘土 = チューインガムっぽい
モデナ = キャラメル
モデナソフト = キャラメルとチューインガムの中間?

〜とすると、

ニューパンド = 羊羹や練り菓子

〜などの、和菓子っぽい印象と質感です。これは他のねんどの先生の制作現場を観て最近触り始めたねんどなので、今回がほぼ初めて使った様なものですが、色々と工夫出来る可能性を秘めている感じがします。


尚、タケミナカタのボディアーマーの緑色と、タケミカヅチの帯の黄色は「グレイスカラー」を混ぜています。素材解説の(2)でハーティカラーのお話をしま したが、ねんどのカラーのチューニングはメーカーさんによって個性があり、グレイスカラーには野菜などの自然物の色を再現しているものが多い様で、色を作 る時に重宝しました。


ねんどの素材解説は、これで終わりです。愛用ねんど「モデルマジック」の代わりとなるねんどをずっと探していましたが、これらの組み合わせで、もう素材に 困る事はないでしょう。それにしても、ここまで書いた多くの種類のねんどを使った作業を、モデルマジックひとつだけで全部こなせていたのですから、改めて 凄く使い易いねんどでした。また日本で手に入る様になると、良いですね。



●ねんどの素材解説(3)/2015.12.07 更新

ダイソー樹脂粘土
モデナ
モデナソフト


●ねんど素材解説の(3)です。樹脂粘土で「ねんど人形写真」用サイズ(12〜18センチ程度)の人形を作るテスト。解説の(2)では、ダイソー樹脂粘土をベースに軽量粘土ハーティクレイを混ぜて、鬼っ子人形を作りました。

今回はベースは同じく「ダイソー樹脂粘土」に、「モデナソフト」を混ぜました。どうやら、モデルマジックねんどに代わる私好みのねんど素材がこれでついに見つけられた気がします。

「モデナ」と「モデナソフト」の解説です。昨秋頃にダイソー樹脂粘土が発売された時に、「モデナに似ている」と評判でした。試してみると、ねんどの強力な 「粘り」と「戻り」がモデナというより、愛用ねんどモデルマジックに近いと思えました。「粘り」のお陰で、ねんど細工の最初の基本の「玉」が作れて、また 「戻り」を利用して、粘土表面にへらなどで柔らかく滑らかな凹凸を作る事が出来ます。へらの跡をくっきりとさせないので、絵でいうと鉛筆で下書きを重ねる 感じで形が作れます。

ワークショップ用のミニ人形では、ダイソー樹脂粘土の「粘り」「戻り」性能を最も活かせる様に、誰でも作れるシンプルな形状にデザインしていますが、制作 に慣れてきて、より複雑で細やかな形を作りたい時には「戻り」が強いとゆるくなり過ぎて、ダイソー樹脂粘土の性能を薄めたくなる場合があります(「粘り」 の方は、出来れば薄めずに)。そこで「モデナ」を混ぜる事で、粘土の戻りを自分好みに調節します。


ダイソー樹脂粘土の「粘り」と「戻り」がチューインガムだとすると、「モデナ」はキャラメルや、またロウソクに近い感触になってきます。このため、細やかな細工にはとても向いています。ダイソー樹脂粘土にモデナを混ぜる事で、両方のねんどの良いところ取りをするわけです。

ダイソー樹脂粘土の「粘り」性能を保ったままモデナの硬質感を混ぜるには、どの程度の細工をするかにもよりますが、大凡ダイソー5;モデナ1〜ダイソー2:モデナ1でお好みの固さを見つけて下さい。


続いて、「モデナソフト」です。小さめのねんど人形には、ダイソー樹脂粘土に場合によりモデナを少しだけ混ぜる事で、自分に合ったねんどとなりました。今回新作の「風神タケミナカタ」「雷神タケミカヅチ」には、モデナソフトを混ぜてみました。

モデナソフトは、数年前にモデナと一緒にテストしましたが、硬質感と透明感のあるモデナにモデナソフトを混ぜる事で、仕上がりの見た目のマット感がモデル マジックにかなり近くなるので注目していました。モデナ側にダイソー樹脂粘土並みの「粘り」さえあれば、この時に愛用粘土が決まっていたでしょう。

モデナソフトは単体で使うよりも、基本モデナと混ぜるためのねんどの様に思えます。軽くてふわふわしていますので、もしかしたらスイーツデコでパンやカステラを作れるねんどなのでしょうか(スイーツデコは未経験です)。

鬼っ子人形では、ダイソー樹脂粘土にハーティクレイを8:1程度の重さで混ぜましたが、今回は同じ樹脂粘土ですので、思い切って軽くする為に2:1で混ぜてみました。

まずは、雷神タケミカヅチのアタマ(髪)から制作。ねんどの使用量は60グラムで。風になびくこの髪が、タケミカヅチのパーツでは最も大きいので、これがちゃんと出来れば他のパーツも作れます。成功でした。

顔パーツを作っていると、ねんどの「戻り」具合も思った以上に良好で、お陰様でねんどに細やかな「表情」をつけられる様になりました。タケミカヅチの口元 など、これまでやった事のないレベルで微妙な表情を演出出来ました(ここはモデナソフトの感触ですね)。まるで、ねんど細工が上手になったみたいです (^ω^)

モデナソフトの性能部分も引き出せて、今回の混合は大成功でした。これからの自分の愛用ねんどがやっと出来ました。

もうひとつ、このねんどで万能というわけではなく、パーツや色により「ニューパンド」「グレイスカラー」を使用しています。第4回は軽くそれらを解説して、このねんど素材解説の項目(終わり)とします。



●ねんどの素材解説(2)/2015.12.06 更新

ダイソー樹脂粘土
ハーティクレイ


●ねんど素材解説の(2)です。樹脂粘土で大きめの人形を作るテスト。

ダイソー樹脂粘土をベースに、代表的な軽量粘土「ハーティクレイ」を混ぜました。テストの結果、ダイソー樹脂粘土の性能「粘り」「戻り」を壊さない比率は 「ダイソー8:ハーティ1」程度まででした。8:1といっても、ハーティクレイは軽量なので、見た目の大きさは3:2くらいでしょうか。ここまで軽くし て、ついに大きめの、写真のロケ撮影に耐えられるサイズのまずは鬼っ子人形が作れました。身長は15センチ(角まで含む)です。

色についてのお話もしておきましょう。赤鬼の赤色には、ハーティカラーの赤を使っています。ねんどの赤色は各メーカーからのものがありますが、それぞれ赤 というよりマゼンタ〜ピンク系のものが主で、この鬼っ子には少しきつい感じの色目と思えました。ハーティカラーには、赤以外にマゼンタ色も別にあるので、 こちらの赤は自然な和風の日の丸の赤色に近いです。

ねんど制作で特に気を使うのは、造型も勿論ですが「色」の管理です。色を混ぜて好みの色が作れた時には、分量をメモしておきますが、なるべくなら複雑な作 業にならずに済ませたいものです。ワークショップ用の見本色を作る時には尚更です。同様に青鬼の「青」、虎のパンツの「黄色」も、各種ねんどを使い分けて います。

モデルマジックねんどでの制作時には、全てモデルマジックだけで間に合わせていました。現在は適材適所で複数の種類の樹脂粘土を使い分けています。


「ねんど人形写真」のテスト。大分豊後高田熊野磨崖仏を背景に、昔話「鬼の石段」のロケ撮影。

固まるとプラスチック状になる樹脂粘土の、ポップなキャンディ風味が可愛い鬼っ子人形には似合っています。また、固まるととても丈夫な樹脂粘土の特性を活かして、腕をボディに接着せずに竹ヒゴで留めてポーズをとらせました。写真の画作りの幅が大いに広がりました。


一度探求を始めると、とことんまで追求してしまうのがいつもの癖です。ハーティクレイを混ぜて大きめの人形が作れるのは分かりましたが、もっと、お気に入 りのモデルマジックねんどの風味に近づけられないものか。ハーティクレイ特有の、紙粘土っぽいひび割れの感じなど、気になってきました(笑)。

次回に続きます。新作の風神雷神に使用しました素材の解説です。



●ねんどの素材解説(1)/2015.12.05 更新


●今回は、愛用のねんど素材の解説をしてみます。長めですので、数回に分けましょう。

これまでの神話人形や、私の故郷豊後大分の大友宗麟、立花道雪などの写真撮影用ねんど人形は、「モデルマジック」という軽量澱粉ねんどで制作していまし た。今回新作の「風神タケミナカタ」「雷神タケミカヅチ」では、見た目は割と近いと思えますが、いくつかの「樹脂粘土」を混ぜて、また組み合わせて造型し ています。

モデルマジックねんどと「見た目が近い」のが自分的にはかなり重要で、作業のし易さや思い通りの形の作り易さと、出来上がりのマットな質感と表面の奇麗さ など、モデルマジックはとても気に入っているねんどです。このねんどのお陰で、ねんど人形写真を始められたわけですが、完成後は非常に壊れ易い、日本で 売っていない(笑)、などの弱点がありました。また、さすがに海外製のねんどだけあって、最近はロットにもよるのか、ねんどの性能が極端に落ちているもの もありました。

左)2012年にモデルマジックで制作。古事記編纂1300年「神話博しまね」に4ヶ月展示して頂きました。
右)新作の樹脂粘土製。作風が劇画寄りになってきている現在の人形には似合った、半艶半マットな質感となりました。


モデルマジック

ハーティクレイ
モデナ
モデナソフト
グレイスカラー
ダイソー樹脂粘土
ニューパンド

モデルマジックに代わるねんど素材をずっと探してきましたが、どうやら見つかった気がします。

ワークショップ用などのミニねんど人形では昨年暮れから使っていましたが、昨夏頃に発売された100均ショップダイソーの樹脂粘土、これがとても性能が良 く、作業感がモデルマジックと似ています。ねんどの「粘り」が非常に強く、これにより、ねんど造型を始める時の最初の基本である「玉」がとても奇麗に作れ ます。

この「玉」を押したりつまんだり、延ばしたりで形を作っていきます。他の樹脂粘土でもそれなりに玉を作れる事は作れるのですが、ねんどの粘りが少ないとほ んの数回やり直しただけで、ひび割れが出てきたりして、以前にテストをして諦めた事があります(※注1)。ダイソー樹脂粘土にも限界はありますが、強い粘 りのお陰で気にならないレベルでやり直しが効くのが嬉しいところです(モデルマジックの場合は、かなり乾いてかちかち状態になっても水を加えて練り直せば ねんど性能が復活するので、納得がいくまで練習出来ます)。

(※注1)私が作っているタイプのねんど人形造型のみに適した性能について、記述しています。作りたいものの目的によって、選ぶねんども違いますので、そ の他の樹脂粘土の性能が劣っているというわけではありません。樹脂粘土は元々スイーツデコなどの手芸用ねんどですので、私の使用法はおそらくかなり異端で す(スイーツデコも未経験です)。


ダイソー樹脂粘土の使用感がモデルマジックに近いといっても、軽量粘土と樹脂粘土の違いで、作れるものは違います。モデルマジックでは、自分流の写真撮影 に都合の良い身長12〜18センチサイズの人形を作っていました(工夫次第で30センチサイズの人形も出来ました)が、重い樹脂粘土では自重でねんどが潰 れますので、5〜7センチサイズの小さめの人形が適しています(ねんどワークショップはこのサイズで開催しています)。

子供ちゃんや、ねんど初心者の方向けのワークショップが、ダイソー樹脂粘土のお陰で開催出来る様になりました。

ワークショップ教材用ミニサイズ人形の造型は〜

1)初めての方でも40分〜90分程度で完成出来る
2)ワークショップ時間内にある程度乾燥して固まり、持ち帰りが出来る

〜を目安に、ぎりぎりまで簡略化したオリジナルデザイン造型をしています。今夏に大分別府鉄輪温泉で開催させて頂きましたワークショップでは、「高崎山の おサル」、「マリーンパレス水族館のセイウチ」、「地獄温泉の鬼っ子」人形などを小学1年生の子供ちゃんらも完璧に作る事が出来て、喜んでくれました。壊 れ易いモデルマジックと違い、乾くと丈夫なプラスチック状になる樹脂粘土なので、持って帰って手元に置いておけるミニ人形を作る事が可能になりました。


大分別府鉄輪温泉夏休みねんどワークショップ用に制作しましたチラシです。クリックで拡大します。


ここまでくると、次はやはり樹脂粘土で大きめの写真撮影用ねんど人形を作れないかと考えます。ダイソー樹脂粘土の強力な「粘り」と「戻り」性能を壊さないまま、他の軽量粘土を混ぜてみます。

(この項目次回に続きます)






タイトルバナー写真 左/豊後領主・大友宗麟
右/スサノオノミコト


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